育猫

愛猫 黒猫無垢の話 4

黒毛玉がミルクを飲んでくれて一安心したところで、今後の育猫について母と話し合い。

何と言ってもまだ目すら開いてない子猫。数時間おきにミルクを与えなくてはなりません。


私が勤める会社は基本朝11時出勤と決まってはいたけれど、仕事さえ終わるなら何時に出ててもいいし帰ってもいいという当時にしては斬新なフレックスタイム(ただし休みがとっても少ないのでブラック)だったのが幸いだった。

母がパートに出た後、私が出勤するギリギリの時間にたっぷりミルクを与える。

お昼の休憩時間に母がパート先から戻ってきてミルクを飲ませる。

両親が就寝した後は私が担当。仕事から帰ってきたらミルクをたっぷり与えてから寝る。

ミルクの事ばかり並べたけど平行して排泄の手伝いもする。

自力で出せないので少し水で濡らした脱脂綿で肛門など排泄器官のところをチョンチョンと刺激して出す。

(あ、排泄の話して気が付いたけど、黒毛玉が雄だと書いてなかった・・もう3つも記事出してるのに。)

これが育猫のおおよその流れです。


『家に帰れば猫がいる』私のやる気スイッチに火が付いた。

勤務時間が決まっていないゆえにダラダラになりがちだった仕事を効率よく済ませようとするようになった。

しかしその頃から敵が出現するようになる。

出勤するとメモがあり「俺が来るまでにこれやっといて」と仕事を押し付けられるようになってしまった。

押し付けた同僚はしっかり重役出勤。社長は仕事の進みが早いと同僚を評価する。

ほんと腹が立つし納得いかない。

仕事が早く進んでいることを悟られないよう、姑息な手段をとるようになったのは言うまでもない。


以前は仕事が終われば帰って寝るだけの毎日。だけど黒毛玉が来てからは帰宅するのが楽しみになった。

足音などで気が付くのか、家に入る前からひゃーひゃーひゃーと鳴き声が聞こえる。

もう・・ほんとかわいすぎてたまらん✨