母が入院して1週間ほどたちました。
娘がお見舞いに行くと母に食事を食べさせたり積極的に話しかけたりといろいろしてくれるのでありがたいです。
孫が介助してくれると母も嬉しいのでしょうね、いつもは食べたがらない食事もたくさん食べてくれます。
わたしだとなかなか口を開いてくれない事もあるからねぇ・・(遠い目)
娘自身、入院やリハビリなどの経験があるからでしょうか。
誰に言われるでもなく、母のベッドの柵にキ〇ィーちゃんの小さいぬいぐるみをつけたり、にぎりやすいサイズのスクイーズを持っていったりしていました。
「いつもは自分がお見舞いされるほうだからなんだか不思議な気持ち」
「入院の部屋ってなんかさみしいでしょ。赤色のものとかあるといいなと思って赤い服のキ〇ィーちゃん持ってきた。」
「スクイーズならやわらかいし、これリ〇ックマでかわいいしにぎりやすいしリハビリになるかなと思って。」
母は「これいいねぇ」と嬉しそうでした。キ〇ィーちゃんは今も目に入りやすいところにぶら下がっています。
スクイーズも時々ニギニギしているようです。
そしてもう一人・・いや、一匹が母にそっと寄り添ってくれています。
母が動かない右腕をしきりと触るのでどうした?腕か肩が痛いの?と聞くと、以前実家で飼っていた猫がいると言います。
「無垢(これが本名)がここで寝てるから時々布団かけてやるのよ。でも重くてかなわんわ~」
まぁ入院してから空飛ぶクラゲが見えたり、物が二つに見えたりしているので、ネコが見えても不思議じゃない。
「そっか~無垢も心配して様子を見に来てるんだよ。いつも一緒に寝てたんでしょ。」
「だけど顔は見せてくれないの。お尻向けるばっかりで。顔見せて欲しいのに。」
無垢は母にしっぽの付け根辺りを軽くポンポンしてもらうのが好きで、いつもお尻を向けて「ポンポンして~」と催促していました。
きっとその時の姿が見えているのでしょう。
私には何も見えないのがちょっと(いやかなり)残念・・・
おかげさまで母の経過は良好です。今後リハビリでどこまで機能が回復するかですね。
リハビリ嫌がるかなと思っていたけど、文句言いつつ積極的な様子なので安心しています。