さみしい

このブログ、母の介護日記のようになっていますね(汗)

最近は母のところに面会に行ったら「とにかく笑わせる事」を心がけています。

見た目が幼いうちの娘さんが一緒に面会に行くと、母だけでなく周りのお年寄りの方々が笑顔で歓迎してくれます。

子供が面会に来ることがあまりないのかもしれませんね。

「いくつ?」と聞かれて「高校生です」と娘が答えるとかなりの確率で驚かれるから、ひょっとしたら小学校高学年ぐらいに見えてるのかもしれません(笑)

娘は、面会に行くたびに「よくきたねぇ」「かわいいねぇ」と歓迎してもらえるのが嬉しいようで「面会に行くよ」というとしっかりついてきてくれるのでとても頼もしいです。

だんだん幼くなっていく母に複雑な思い

母はまだらボケと言うのでしょうか、しっかりしている時とそうでない時が交互に表出するような感じです。

しっかりしている時は母(祖母)としての一面を見せてきます。

「旦那さん夜勤なの?早く帰ってお弁当を作らないと」 「娘ちゃん、学校がんばって行ってる?」 「そんなに何度も来なくていいよ。」

施設の人は忙しいだろうとブザーで呼ぶのを遠慮してしまい、自分でなんとかしようと無理をしてとんでもない状態で発見される事も何度かあったようです。

なんでも自分でやろうとするあたり母らしいなと思いますが、施設の人からしたら目が離せない問題児になるのかもしれません。

でも・・最近は母としての姿を見ることがめっきり少なくなりました。

ぼんやりとした表情をすることが増えてきたのです。

なるべく笑顔を引き出そうと面会中は話し続けたり、買ってきたおやつを一緒に食べたり、階下のカフェに連れて行ったりしています。

なんとか認知症を食い止められないかと兄・姉夫婦も外出に連れて行ったりしているし、リハビリに立ち会ったりしています。

遠方にいる弟夫婦にはLINEで母の姿を知らせています。

母は時々ふと思い出したように「家に戻れるかねぇ・・」とつぶやきます。

なんとか一日だけでも帰してあげたい・・。