愛猫 黒猫無垢の話 17
今回は無垢が成猫の頃の話。
若い頃は、玄関で私が帰って来るのを待っていた無垢ですが、大人になってからはそれをしてくれなくなりました。(寂)
そのかわり、私が仕事から帰ってくると、ごそごそと起きてきて居間で出迎えてくれるようになりました。
(古い家なので引き戸が多く、無垢でも開けられるのです)
なんか申し訳なくて『無垢、眠いなら起きてこなくていいよ。』とよく声をかけていました。
無垢は少し離れたところで座り、目を細めながら食事をとる私をじっと見つめ続けます。
なんだか「もうちょっと早く帰ってこれないの?」と言われてるような気がして仕方がなかったです💧
急いで食事を済ませ、少し休憩してから入浴をしにいくと、たいてい無垢も一緒についてきました。
湯船の蓋を半開きにするとそこにパッと乗って寝そべり、私が湯船につかると目の前に後ろ脚の肉球をグイッと出してくる無垢。
人差し指で肉球付近をくすぐるとパーッと後ろ足の指をひらくので、その隙に指と指の間に挟まっているほこりをとります。
無垢はこれをされるのが好きだったようで、風呂に入るたびに必ず肉球を差し出してきていました 笑
あと、前足を人差し指でつつくと爪をたてずに軽くパチンとたたいてきます。 嫌がる素振りはなくふたたび「ほれほれ」という感じで前足を出してきます。
普段じゃらしなどで遊ぶ時はむちゃくちゃアクティブな動きを好むのに、お風呂の時だけはこんな感じでゆったりと遊んでいました。
なんといっても無垢を超至近距離で見られるのはお風呂の時間だけ。目線も同じ高さなのがまた・・✨
遊ぶのに夢中になりすぎて何度のぼせかけたことか 笑
無垢が虹の橋を渡ってずいぶん経ちますが、私は今でも風呂の蓋を半分だけ開けて入浴しています。
たまには遊びにきてくれてるかなぁ・・(遠い目)